マインドパペット日記

MIND PUPPET BLOG

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和と破について

行きて帰りし物語

「行きて帰りし物語」制作過程。
イラレ画面はこんな感じ。描きやすい角度に回して描いてます。


行きて帰りし物語

モニタによってだいぶ違いそうだけど、逆光でほとんど潰れる予定。
おっさんのモミアゲなんて描いてもつまらんのー。
眉毛や耳のパーツは、別に描いて貼り付けてます。


ところで、イエソドは「和」なのか「破」なのか?
自分でもよく分からなくなって来たから、ここで和と破のおさらいを。



和と破について


◆和(外的自己)
【暗示郎、マルセル、三郎、朽葉、オロカ、スペア】


和の力は、周囲からの期待に応え、生きやすく適合しようとする力です。
他人に嫌われたくないとか、周囲と上手くやりたいような気持ち。
この力が強すぎると、周囲に合わせるあまりに自分の欲求を抑え、息苦しくなって過剰適応に陥ってしまいます。

和のパペットは基本的に、自分の欲求よりも他人の期待や評価を優先させるから、良い子ちゃんでいたいんです。その為に、自分のワガママや、人に嫌われそうな行為を我慢する。自分の欲求を押し殺し、他人と上手くやって行こうとする。

和のパペットは、自分自身に対する「抑圧者」です。
彼らは理性であり、体制であり、大人であり、秩序であり、体面であり、文化文明であり……破の力を「制御し、押し殺す側」です。

暗示郎はエラーを押し殺し、三郎はブラァンを押し殺し、マルセルはシモーヌを押し殺す。その動機は「周囲と上手くやって行くため」……つまり和を保つためです。

和のパペットは、パペットの中でもサクラ側です。
だから意識しやすいし、サクラにも協力的。
大抵は優しげで、仲間や助言者という形で現れます。


◆破(内的自己)
【エラー、シモーヌ、ブラァン、イエソド、誰々丸、ドグマ】


対して、破の力は、自分自身の欲求を通し、自由に生きようとする力です。
いわゆる「エゴ」「ワガママ」と言われるようなもの。
他人の指図は受けず、自分の好きなようにやりたいんじゃー! って気持ち。
この力が強すぎると、周囲とトラブルを起こし、嫌われたり孤立したりして、不適応に陥ってしまいます。

破のパペットは基本的に、他人にどう思われるかよりも自分の意志を通すから、悪い子ちゃんになります。敵を作ってでも自分の欲求を押し通し、自分勝手なだだをこね、他人を無視して好き勝手に振る舞います。

でもそれじゃ困るから、破のパペットは我慢させられ、隠され、殺されます。
彼らは野性であり、反体制であり、子供であり、混沌であり、本音であり、荒ぶる自然であり……和の力に「制御され、押し殺される側」です。

エラーは暗示郎に殺され、ブラァンは三郎に殺され、シモーヌはマルセルに殺される。その理由は「周囲に迷惑をかけるから」……つまり和を破るからです。

破のパペットは、パペットの中でもヤミタ側です。
だから意識するのが難しいし、サクラにも反発する。
いつも殺される側だから「和」の勢力を恨んでいるし、隙あれば復讐しようと狙っている。大抵は攻撃的で、敵や妨害者という形で現れます。



さて、この定義で行くと、イエソドと朽葉のリバースが怪しくなって来ます。イエソドと朽葉を比べると、明らかにイエソドの方が優しげで、朽葉の方が攻撃的。他人ラブなおじさんが「破」で、意地悪な姉御が「和」というのは、なんだか奇妙な気がします。それにドグマvsイエソドだと、ドグマが破でイエソドが和なポジションだし……うーん、逆の方がいいのかな。

でも、よくよく考えてみると、やはりこれで良いような気がして来ます。

他人と関わる時にイエソドは、表面的に良好な関係を維持しようとするのではなく、より奥へ、深みへ、本質をと求めます。それは他人の中の抑圧されたパペットを引きずり出そうとする行為であり、ヤミタに手を伸ばす行為でもあります。それは結果的に破壊に繋がり、人を傷つけ、和を乱し、自分の欲望に人を巻き込む事になる。

対して朽葉は、人の揚げ足を取って意地悪な事を言うけれど、目の前の現象を分析して理解する事で、現実に適応しようとしているんだと思います。朽葉の攻撃性は、シモーヌの攻撃性と違って、相手をやっつける為のものじゃない。基本的に、相手と関わる為のものだと思います。

攻撃性は朽葉の方が高いけど、本質的な破壊力で言ったらイエソドの方が強いかな……朽葉は最初は敵として現れ、戦った後で仲間になるタイプのキャラかな。対してイエソドは、仲間だと思って頼ってたら、実はラスボスだった……みたいな感じ?


しかし和のパペットにも破の要素はあるものだし、時にそれが逆転する事もあると思います。ドグマもある意味では過剰適応だし、オロカもしょっちゅう抑圧されてるし……一概には言えないよな。

この絵では、イエソドが「和」でドグマが「破」かと思ったんだけど、それは逆かもしれないな。ドグマが「和」だとすると、スペアが「破」って可能性もあるし……うーん、まだよく分からないけれど、色んな可能性を考えながら描いてみます。


テーマ:創作・オリジナル - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/06/12(日) 10:44:55|
  2. イラスト類
  3. | コメント:2
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コメント

性欲みたいなもの


うにこさん>

返信遅れましてこんばんは! 面白いお話ありがとうございます(^-^)/長文になりそうだぜ?


> あれっ、ドグマとイエソドがリバースではなかったんですねぇ…。 

いや、ドグマ/イエソドのリバースもあるんですよ。でもややこしくなっちゃうから、基本はイエソド/朽葉のリバースって事にしてあります。俺の都合でw


> なんでしょう…善意(もしくは愛と置き換えてもいいかも)の発露であれば、それがすべて許されるわけではない、というのを、イエソドは地で行ってる人ですよね。 

うん、俺はイエソドの善意や誠実さは、性欲のようなものだと思っています。好きな女の子がいても、いきなりグイグイ迫って押し倒しちゃあダメですよね。まずは自己紹介して相手の話を聞いて、少しずつ仲良くなるわけで、いくら好きでもいきなり自分の欲望を押し付けちゃいけない。それは善意であろうが誠実さであろうが同じ事で……どれだけ相手の事を考え、良かれと思っていても、それは自分の欲望なんだって事を忘れちゃいけないと思います。


> 相手の本質を引きずり出し、その人すべてを理解しようとするけど、それは結局相手の中身が大事なのであって…殻は叩き壊しても構わない、極端に言えば、殻もその人を構成する要素であるとみなしていない…と、そんな意識があるように思います。 

そうそう、その「殻」の部分……外面だったり体裁だったりする部分は、デートや前戯みたいなもので、そこをすっ飛ばしてイキナリ突っ込んじゃダメなわけで……すみません、例えが下品で(笑)。

えーと…だけど欲求としては、早く体の関係になりたいとか、奥まで入れたいとかいうのがある。イエソドの「表層はいいから本質が知りたい」とか「挨拶はいいから本質を理解したい」ってのは、それと同じようなものですね。愛してるからって押し倒しちゃいけない。理解したいからって踏みにじっちゃいけない。そこに至る過程というものも楽しみつつ、関係を構築出来たらいいですよね。

イエソドは気が長いからそれほど急がないけど、それでもあまり待たされると押し倒したくなるのも人情でして…… あぁもう我慢出来ん! って事もあるんですよ。当然逃げられますが(笑)

そう考えると、イエソドはまさに押し殺された欲望なんですよね。やっぱ破でいいのかなー。


> 朽葉も、相手を理解しようとするけれど、それは相手の殻も含めて尊重しての行為であって、

朽葉もすごく破っぽいから迷うんだけど、朽葉は直に手を突っ込むよりも推理する方が好きですね。脱がすよりも、裸を想像してる方が好きと言うか……いや、脱がすのも好きなんだけど、それは自分の想像の答え合わせなんですね。あぁ、こうなってたのね、なるほど。って納得したら終わり。一生添い遂げる気は無いわw


> 相手の防壁を尊重するか否かが、和と破を分けるポイントなのかな、と。 

うーん、朽葉は相手の防壁を尊重してるかなー……
一種のゲームにように、セキュリティーを突破する事を楽しんでるような気がします。暴露する内容なんて何でもいいんだけど、隠されてると暴露したくなっちゃうのよねー。

イエソドが和っぽいと言うより、朽葉が破っぽいんだよなー……困ったな、破が一人オーバーしてしまう(笑)。


> そして、ドグマは和のような気がしますね。 

ドグマはすごく和っぽいとこと、すごく破っぽいとこがあって迷います。「普通の狂人」なんて、どっちに入れればいいんじゃよー!

ドグマは日本のビジネスマンとしては普通の人。勤勉で向上心があって仕事熱心で。集団にも適応するし、他人の期待に応えたいとも思う。理性的で保守的な、ごく普通の大人。こういうとこは和っぽいんですよね。

でも本質的には狂ってる。ドグマの持ってる自己拡大欲求やプライドのあり方は、他を呑み込み征服しようというもので、ブレーキが効かない。本人は他人をすごくコントロールしようとするのに、自分自身はコントロール出来てない。そしてそれに気付いていない。こういう部分は破っぽいんですよねー。

 
> ドグマの独裁的な態度は、周囲と上手くやるため、自分のいる環境を整えるために発揮されるもののように思うので。 

それはおおいにありますね。
俺のドグマ(元エイリアス)は、「長男」という役割に適応する為に生まれたものだと思うけど、それってやっぱり過剰適応だと思うんですよ。リーダーシップが求められているからリーダーになろうとする。   男らしさを求められるから男らしくなろうとする。でも本人は自分の意志だと思ってて「俺がやらなきゃ誰がやる!」くらいの気持ちで、責任感と使命感に燃えてるんです。

でもそれって、すごくたくさんの犠牲の上に成り立ってて……独裁的な俺様に見えても、実は犠牲者だと思うんです。それに気付いた時に、エイリアスはドグマになったんでしょう。やってられん!ってw

エイリアスの部分だけで見ると和なんだけど、エイリアスのアンチテーゼとしてのドグマは破っぽいんだよなー……悩むところです。


> 逆に、スペアは破かなーと。 

スペアはすごく人間的なパペットで……いや、「人間的」じゃないくて「人類的」かな。

スペアは「本能が壊れ、その代用品として文化を構築して来た人類」の擬人化です。動物としての本能ではなく、漠然とした不安、予測や想像……そんな人間特有の精神性で動く者です。

その目的は「環境への適応」だから、和のはずなんだけど……暴走してかえって環境を破壊したりもするから本末転倒(笑)。本質は和だけど、行為としては破の部分もありますね。

俺は不安ってのは自由の代償だと思うんです。選択の自由があるから不安になる。選びようもなければ絶望する事はあっても不安にはならないと思うんです。
だらかいくら知識を得ても、自由である以上は不安になると思んですよ。ある意味、不安になれるってのは幸せな事だなーと思います。自由で余裕がある証拠。自分で選べるって証拠なんだから!


> 意識しておじさんを探りに行くためにも、こうしてイラストや考察を拝見して刺激にしたいな~、なんて^^;

俺もこうやって話す事で、考えがまとまったりするのでありがたいです。イラレ絵は、多分一年くらいかかると思いますが、地道に描き続けて行こうと思ってます。気長に待ってて下さいね(*^^*)/
  1. 2011/06/27(月) 21:50:07 |
  2. URL |
  3. 佐倉シノブ #Kw/AX3Sw
  4. [ 編集 ]

こんばんはー、いつもはtwitterでリプらせていただくんですが、今回長文になりそうなので、こちらにお邪魔します^^

あれっ、ドグマとイエソドがリバースではなかったんですねぇ…。
この記事を拝見して、自分の勘違いに気がつきました^^;
確かに、破壊力はイエソドの方が強いですね。
なんでしょう…善意(もしくは愛と置き換えてもいいかも)の発露であれば、それがすべて許されるわけではない、というのを、イエソドは地で行ってる人ですよね。
だから、破の分類で間違いないんじゃないかなー、と。
相手の本質を引きずり出し、その人すべてを理解しようとするけど、それは結局相手の中身が大事なのであって…殻は叩き壊しても構わない、極端に言えば、殻もその人を構成する要素であるとみなしていない…と、そんな意識があるように思います。
朽葉も、相手を理解しようとするけれど、それは相手の殻も含めて尊重しての行為であって、本質に興味がないわけじゃないけど、まずは殻の模様や強度、材質なんかを探っていって、そこから中身に関する情報も集めて最終的に全体を理解しようとしていく…ような、そんな印象を受けます。
相手の防壁を尊重するか否かが、和と破を分けるポイントなのかな、と。

そして、ドグマは和のような気がしますね。
イエソドと括っても、スペアと括っても。
佐倉さんも仰っているように、ドグマは過剰適応な面も強いと思うんですよね…。
ドグマの独裁的な態度は、周囲と上手くやるため、自分のいる環境を整えるために発揮されるもののように思うので。
逆に、イエソドはすべてを愛して肯定する分、そういった環境整備には無頓着そうというか。
そういった意味でも、ドグマは和のパペットっぽいなーと思います。
逆に、スペアは破かなーと。
彼は不安で暴走しているイメージが強いからなのかもしれないんですけど、自分の精神が安定するかどうかを心配するばかりで、わりと外界には無頓着なように見えるので。
その不安は「知らないこと」によって誘発・増幅されると思うので、積極的に外界と関わって知識を獲得・蒐集する朽葉の補助があれば、随分安定すると思うんですけど…スペアは朽葉自体に怯えそうですね^^;
あと、やっぱり知っただけ増える不安もありますから、結局はきりがないのかな。
でも、その先へ、その先へと朽葉の知的好奇心が進むための推進力にもなりそうなんですけどね~。

なにはともあれ、イラストの完成を楽しみにしております^^
最近、自分の中のイエソドの影の薄さが気になっているので(笑)、意識しておじさんを探りに行くためにも、こうしてイラストや考察を拝見して刺激にしたいな~、なんて^^;
  1. 2011/06/12(日) 22:21:55 |
  2. URL |
  3. うにこ。 #p9gXz26A
  4. [ 編集 ]

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